2015

2014年はこれを含めて14個しかブログのポストがなかったようだ。2015年はもう少し豆に記録を付けてみよう。12月の頭に投稿した論文は帰って来ず、結果は来年に持ち越し。

研究は細部を気にしすぎて動きが遅かったと感じる。来年は本丸を攻める姿勢を崩さずに、大胆に行きたい。

メンター制度の講演会

10月28日に「先を見る」という題名でメンター制度の一環として、母校の松山南高校理数科1、2年生を対象に講演会を行いました。母校での講演は2008年、2011年に続き3回目です。

講演会では「先を見る」、「自分が行きたい道を進む(決断とリスク)」、「利用できるものを最大限利用する」を軸に、主にアメリカで学部、大学院、ポスドクとして経験している研究生活について話をしました。高校生の刺激になることができれば幸いです。

追記:

10月31日付の愛媛新聞(10面)で講演会が取り上げられました。

Ehime-shinbun_10-31-2014

US OPEN 2014

 

US Open 2014の男子決勝戦を観戦しに行ってきました。会場までは研究所から車で1時間ほど。ニューヨーク市とはいえ、ロングアイランドの一部。錦織くんはチリッチに負けてしまいましたが、彼の雄姿を実際に見れて行ってよかった。感覚的に観客の7割くらいが錦織くんを応援しているように思えた。このUS Openでかなり多くのファンを獲得したのではないだろうか。

NY近郊の日本人大集合、という感じで日本人と思われる人の数が多かった。日本のTV局のカメラも目につき、日本での関心の高さを垣間見た。来年は優勝を!
USOpen1USOpen2USOPen3

テルライド

先月で少し前だが、学会でコロラドのテルライドに行ってきた。Telluride Science Research Centerというところで行われた学会。主に分子科学分野の学会をサポートしている。ゴードン会議と同じく、一つの分野に焦点を置いた学会なので、非常にためになる学会であった。滅多に学会に行かないボスが面白そうだからと、誘ってくれただけはあった。テルライドはスキーリゾート地でいいところではあるが、物価が高いのと、行くのに少し面倒なのが玉に瑕。

Summer Sundays

研究所は夏の間(7月-8月の頭までの一ヶ月間)、Summer Sundaysと言って、日曜日にラボを一般公開して、催し物をしている。子供向けのアクティビティも多いようで、家族連れが多い。今日も所内は非常に車が多かった。それも、今日まで。夏のインターンのポスター発表も今週あるようだから、研究所内の夏も終わりを告げようとしている。

来週から行く学会が終わって戻ると、また静かな研究所に戻っていることだろう。

ゴードン会議

今年はRadiation Chemistryのゴードン会議に参加した。ゴードン会議があったのは、ニューハンプシャー州のProctor Academy。まず驚いたのは、AT&Tの電波が飛んでいない。自然が多く悪いところではないが、少し不便。泊まった寮の部屋にはクーラーなし(扇風機のみ)だったので、結構暑かった。2年後も恐らく同じ時期の同じ場所。うーむ。内容は少しテーマが偏っていた感じがしたが、面白いトーク&ポスターもあり、悪くはなく勉強になった。

この会議のポスターを作る時に、研究所のポスタープリントをオンラインで頼む時に題名をつける必要があった。その題名の例が”XX(その人の名前)receives Nobel Prize”となっていた。研究所の遊びゴコロ。

ポスターコンテスト

学部の時の大学から、ポスターコンテストに関しての電話インタビューを2-3週間前にされた。その時のコメントが記事になったようだ。大したことは言っていない。学部の時に小さなプロポーザルを書いて、少額でも研究費をもらうというのはいい経験だった。