ゴードン会議

あるGordon Conferenceのお知らせメールが来ていたので、2014年のリストを見てみた。幾つか面白そうなのがある中で、気になるのは下の三つ。Defects in Semiconductorsはまだスピーカ発表されていないけれど、もし思っているような内容があれば、ぜひ行きたいところ。

Electron Donor-Acceptor Interactions, August 3-8, 2014, Salve Regina University, Newport, RI

Electronic Processes in Organic Materials, May 4-9, 2014, Renaissance Tuscany Il Ciocco Resort, Lucca (Barga), Italy

Defects in Semiconductors, August 3-8, 2014, Bentley University, Waltham, MA

 

大まかな数字

今月のNature ChemistryにTake a numberという題名でBryn Mawr CollgeのMichelle Franclさんが寄稿をしている。化学において指標となる大まかな数字を知っておく重要性を説いている。GoogleやWolframが時代だからこそ、自分の中にしっかりとした指標を持って、情報を判断する必要がある。著者は授業でそのような指標を明確に教えることが必要だと言っている。大まかな数字を基に概算するのだから、この場合は有効数字一桁でいい。円周率も3でいい。実際にこのMITの定数表にはpi=3。

アメリカの学部だと一年生のGeneral Chemistryと一緒に教えるといいんではないだろうか。クイズ(小テスト)で「化学のフェルミ推定」を出していくと自然と覚えていける気がする。

ちなみに、Bryn Mawr Collegeはフィラデルフィアにありペンシルベニア大学の比較的近所。

Zipcar

最近、車の運転を再開した。ダラスにいた頃は必須だったものが、フィラデルフィアに移動してから約4年間は全く車に乗る必要がなかった。歩き+公共交通機関で日々の生活に不自由がないのはいいことだと思う。とは言え、車が必要な所に行きそうなので、車の運転に慣れておくために、カーシェアリングに入って少しずつ感を取り戻して行こうという作戦。

Zipcarに入って3回ほど運転したが、特に問題なく運転できている。フィラデルフィアの街中(Center City)と大学街(University City)は一方通行が多くて、少し運転しにくい。外れると、道も広くてスピードも出せるので悪くない。自分で運転して見る街の景色は、歩いていつも見ている景色と違って見える。時間があれば、少し遠出をしてみようと思う。

Defense

先々週の金曜日にPh.D.のDefenseを無事に終了しました。2009年の6月に始めたので、4.3年でPh.D.取得。正式な学位は秋学期の終わりにもらえる。自分のいるプログラム(Biochemistry and Molecular Biophysics – BMB)では少し早い方(確か…平均5.4年)。ペン大医学大学院の母体となるBiomedical Graduate Studies(BGS)の平均は5.83年(BGS調べ)。これに比べると短いけれど、生物物理学とは言え、していることは基礎的な物理化学なので、化学科と比べるほうがいいかもしれない。全米の化学科におけるPh.D.の平均学位取得期間は5.1年とのこと(ACS調べ)。平均より少し早いくらい。

F1ビザのOptional Practical Training (OPT)の申請も通り、労働許可も下りました。7月の半ばに学校に申請し、書類を貰い、必要書類を集めて、United States Citizenship and Immigration Services (USCIS)に書類を送ったのが8月頭。書類を送ってから約30日でカードが到着。聞いていた期間(約60日)よりも早くカードが貰えたので一安心。F1 OPT最初の一年の申請は、正式なジョブオファーがなくても申請できるので便利である。

引っ越し

諸事情で引越ししました。階段の昇り降りで筋肉痛…

同じフィラデルフィア市内なので、Zipcarでヴァンを借りて自分で移動。バックモニターが付いていて安全。

ここには短期滞在の予定なので、ダンボール箱は極力開けない方向で行きたいと思います。大家さんが猫を約20匹ほど飼っているので家の前にはいつも猫が座っています。良い所です。アメリカに来て、3回目の引っ越し。だんだんと荷物が増えているのがダンボールの量で分かります。特に本が多い。スーツケース二つでアメリカに来てから、よく増えたものだと思います。

忘れていること

今日はコラボレーターとのプロジェクトについて考えていた。統計に関する基本的なことをすっかり忘れていて反省。しかし、問題は解決したはず。しっかりまとめておこう。

2014春

2014年春のダラスでのACSの詳細が、まだ完全ではないが出ている。物理化学部門では、関係のあるプログラムはなさそう。オーラルで出すのなら、無機化学にあるプログラムか…久しぶりにダラスを訪れたい気もするが、難しそう。ACSのNational Meetingは相変わらず期限が早い。