Scientific Exodus

今週はThanksgivingなので木曜日から4連休。見たかったアメリカにいる2013年のノーベル賞受賞者のスウェーデン大使館でのシンポジウムの動画を観た。サイエンスの記事にもあるように、アメリカはもう経済的(科学への投資)に、若手科学者(特に移民)にとって魅力的な舞台ではないということを言っている。近年のファンディング状況を見ていると、その通りだと思う。お金を持っているラボは確かに持っているが、そういうラボがGood Scienceをしているかというとそうではない。NIHやNSFによるお金の分配方法が現状にあったようにならない限り、この状況は変わらないのかもしれない。NIHのInstituteには小さいグラントを増やすところもあるみたいだから、少しは良くなるかもしれないが、全体的に先行き不透明なことに変わらないと思う。エール大学のRothmanさんに至っては、学生にアメリカに留まるな(!)と言っている。チャンスがあれば、何処にでも行く準備は必要だろう。